JA広島農青連

LOCAL ACTIVITY地産地活

非常時こそ仲間で協力、組織力を生かして地域を守る

2021.9.30

2021年7月、庄原市高野町で観測史上最多の111.5ミリの局地的な雨量を記録しました。
町内の河川が数十カ所で氾濫し、水稲やリンゴ、ダイコンなどが広範囲に冠水、トマトやホウレンソウなどの畑も水に浸かり、農作物はもちろん、ハウスなどの施設や給水ポンプなどに甚大な被害が出ました。

JA庄原農青連は部員に協力を要請、現場には15人が動力噴霧器や高圧洗浄機などの機械を持ち込み、専門的な知識と技術で支援。
泥のついたトマトの下葉除去、防草シートの洗浄や張り替えなどを手際よく実施、水路に流れ込んだ土石も撤去しました。

依頼者は「作物の管理で精一杯で、復旧まで手が回らない。ノウハウを持つ部員の協力はありがたい」と感謝。
副委員長の山根匡彦さんは「非常時こそ力を合わせるのが青壮年連盟。経験や知識が豊富な部員の力で農家と地域を支えたい」と話します。

連盟では、多発する自然災害に備え、支援体制やマニュアル作りなどを進める予定です。

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