JA広島農青連

INTERVIEWひろしま農家人

橋本 寅夫さん

山県郡北広島町

自然と共生する米作り。

サラリーマンをしていましたが、会社員生活に疲れ、農業を始めました。

現在は、苗箱と播種機および田植機・移植機を連携させたトータルシステム「みのるポット成苗移植システム」を利用して苗を育て、自然と共生する生物多様性保全の米作りを行っています。

月のリズムに従った農業を。

昨年は、ウンカにやられてしまいました。
自然相手では思うようにいかないことも多いですが、自分の作った作物を待っている人がいるのは、この仕事の喜びですね。
農薬を少しずつ減らし、月のリズム(自然暦)に合わせる農作業がしたいと思っています。

必要な時に協力し合える仲間がいる幸せ。

様々な年代の盟友がいますが、よく話をします。
今はコロナ禍でどこにも行けないけれど、毎年の視察は、テーマを決めて見学に行きます。
草刈りなど、みんなで協力できることがあるのもいいですね。

若い人が就農しやすい環境づくりを。

広島県は中山間地で大変だと言われますが、その地域に合う方法を探せばいいじゃないですか?
もっと若い人が就農しやすい環境をつくることも必要だと思います。
空中散布(ドローン・ヘリ)については、環境への配慮などにまだ課題があると思われます。

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