JA広島農青連

INTERVIEWひろしま農家人

馬舩 純一さん

庄原市高野町

昔ながらの懐かしい味のトマトを作っています。

私の住んでいる高野町は広島県北東部に位置し、標高500~700メートルの高冷地で、冬には70㎝を超すほどの雪が降る地域です。

朝晩の寒暖差が大きく、トマトにとってぴったりの環境なので、そこで育ったトマトは昔ながらのおばあちゃんが作るような、酸味がある中に甘みもある懐かしい味になります。

家族みんなで収穫の喜びを共有。

元々、親がトマトの栽培をしていたこともあり、Uターンでの就農を決めました。
失敗した時や忙しい時は家族みんなで協力して乗り越え、収穫の喜びなどを家族みんなで共有できるのが、農業の魅力ですね。

加工品販売にも挑戦。

市場への出荷の他、「道の駅たかの」で、トマトはもちろん、トマトピューレや高野町の新鮮な野菜を使用したピクルスも販売しています。
これからも、お客さんにおいしいと言ってもらえるような、トマトピューレやピクルスなどの加工品販売や、多品目の野菜の栽培に挑戦していきたいです。

助け合える仲間がいる、それが農青連の魅力。

全国の農業者と交流することができるのが、農青連のメリットの一つだと考えています。
一軒一軒の農家が大きな組織として、新たな取り組みを行ったり助け合うことができたときに、農青連メンバーとしての意義を感じます。

子供たちに地域や農業の魅力を伝えたい。

県内産の農産物の県内への流通量の拡大が、広島県農業の可能性の一つだと考えています。
また、子供たちへの食農教育が大切だと考えています。将来を担う子供たちに、地域の魅力や、農業の大変さ、楽しさを伝えることにも力を注ぎたい。
そのために、地元の小学校で、農青連としてトマトの栽培体験などを行っています。

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